名入れができる“のし封筒テンプレート”【のし窓】
のし無料作成サービス 【のし窓】は、結婚式や法事など、冠婚葬祭の際に必要となる金封(祝儀袋・香典袋)や、慶事ギフトに必須ののし紙(短冊・掛け紙)の印刷テンプレートが無料でダウンロードできる「熨斗と水引」が提供するサービスです。
のし封筒のテンプレートには用途に合わせ、無料で文字入れすることもできます。
「のし窓」の慶事用金封は、展開図がご自宅のプリンターでも簡単に印刷できるA4サイズなので、慶事のそれぞれのシーンに合わせた金封(祝儀袋)をいつでも簡単に作ることができます。
入学祝いや卒業祝いなど、手作りの封筒ならより温かな気持ちを伝えることができるかもしれません。
弔事用金封の展開図は
「香典袋無料作成サービス 【のし窓】」からダウンロードできます。
● 祝儀袋無料作成サービス 【のし窓】 【JPG】ボタンはプレビュー用(表示用)、【PDF】ダウンロード用(印刷用)です。
※下書きが複数行入力(4行まで)に対応。テキストボックスを下方向にリサイズして入力できます。
※人名・地名でよく使われる旧字・異体字(髙,﨑,瀨,德,濵,隆,賴,黑,敎,橫)をサポートしました。
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※展開図 (封筒型・花結び・のしあり)
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その他の水引
婚礼用結び切り封筒 を希望の方は 10本結び切り を、また「水引」をかけず、「のし」もつけない 帯をのぞかせた封筒 を希望の方は お見舞い封筒 をご覧ください。
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のし袋の表書きや水引きの掛け方には、時と場合に合わせた礼儀があります。
贈る心を相手に伝えるための心遣いやマナーとしてぜひ、憶えておきましょう。詳しくは「のし袋(ご祝儀袋)表書き書き方例」をご覧ください。
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金封 (のし袋・祝儀袋) 表書き書き方例
封筒(または多当折)花結び・のしあり
封筒(または多当折)鮑結び・のしあり
封筒(婚礼用)10本結び切り・熨斗あり
封筒(または多当折)鮑結び・のしなし
封筒(または多当折)水引なし(または赤帽)・のしなし
● 病気見舞いの金封と表書き
病気や災害のお見舞いにはのしはつけません。水引についてはまちまちですが、かける場合には病気や怪我を繰り返さないことを願って鮑結び(あわじ結び)にします。
お見舞い用の金封は赤い帯の入った封筒(赤棒)や多当折のものがよく使われます。
表書きは「御見舞」「お見舞」が一般的ですが、目上の方には「御伺い」「祈御全快」などにします。
なお、目上の方への現金のお見舞いは注意が必要です。
目上でも年齢差のあまりない方へ渡すときは「現金で失礼ですが」などの言葉を添えますが、年齢差のある方へ現金を渡すのは失礼にあたるので、お見舞いの品にするのが良いでしょう。
多当折・花結び・のしあり
利用場面 | 金封 (のし袋・祝儀袋) 表書き例 |
記念品贈呈 |
目録 |
のし袋(祝儀袋)の作り方
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「封筒型」祝儀袋の作り方
のし袋テンプレート(展開図)のグレーの部分を切り取り破線を山折りします。左右と下のピンク部分に糊付けをしたら、まず左右を貼り合せ、次に下を貼り合わせれば封筒型のし袋の完成です。
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「多当折型」祝儀袋の作り方
縦の破線を山折りします。その際に縦の赤の帯が内側になるようにします。次に横の破線を山折りすれば多当折型のし袋の完成です。
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「多当折型」祝儀袋の正式な折り方
多当折型祝儀袋の左右の端を折るとき、右から折った紙が左から折った紙の上にくるように折り、「慶びに顔をあげる」という意味から、上下の折り方を祝い重ねにします。
つまり上から折った紙の上に下から折った紙を重ねます。
※尚、「熨斗と水引」の祝儀袋は、上下が短くなっているタイプなので、この限りではありません。
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お札の向き祝儀袋に入れるお札は「新札」を使用します。
お札の向きは、人物の顔を袋の表側に向けてください。
「熨斗と水引」の祝儀袋は簡易式です。
包む金額は1万円以下を目安にして下さい。
また、封入金額の記入も「熨斗と水引」では祝儀袋の裏に記入していますが、正式なマナーでは、中袋の表に漢数字(旧字)で記入します。
【漢数字の参考例】
一(壱)、二(弐)、三(参)、四、五(伍)、六、七、八、九、十(拾)、百、千(阡)、万(萬)、円(圓)
※多当折型の祝儀袋を使用する場合、実際には半紙や奉書紙でお札を包んでから入れるようにしましょう。
半紙を用いた紙幣の包み方は 「半紙を用いた中包みの折り方」 をどうぞ。
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のしの雑学
意匠化されたのし(熨斗文様)
左の文様は熨斗文様(のしもんよう)と言い、のしを意匠化したものです。
熨斗文様はて「包み熨斗」と「束ね熨斗」に大きく分けられます。
「束ね熨斗」は、細長い帯状ののしが数本束ねて真ん中を結わえたものを言い、振袖や留袖、訪問着などの着物に見られる文様です。
「包み熨斗」は、檀紙と呼ばれるちりめん状の和紙の間にのし鮑を挟んだもので、意匠化されて家紋になっているものもあります。
熨斗文様にはこのほかにも「暴れ熨斗」「蝶熨斗」「花熨斗」があります。
- 画像:束熨斗文様振袖(たばねのしもんようふりそで) 京都国立博物館 -
昔、のし噛む(むかし のし かむ)
むかし のし かむ・・・のしの歴史を紐解くのにちょうど良い回文を見つけました。
のしは、もとは「熨斗鮑(のしあわび)」と言って、鮑が栄養価が高く長持ちすることから、中世に武家の出陣や帰陣の祝儀に乾燥鮑が用いられ、戦場の貴重な保存食として噛まれていたそうです。
熨斗の由来は、鮑を薄く剥いて干物にし、熨した(のした=のばした)鮑が熨斗というわけです。
その熨斗鮑が、祝事や慶事の儀式に高価な贈答品として用いられるようになり、時代と共に熨斗鮑を和紙に包んだ形を「のし」と称し、贈答品に添える風習が確立されたと考えられています。
なので、贈答品が生物(鮮魚・精肉・鰹節など)の場合、のしは一緒にしてはいけないということになっていて、かつお節などにも、のしを付けないのが一般的となっています。
ふだん何気なく使っている「のし」ですが、のしには深い意味が隠されているんですね。
ハンカチで出来たご祝儀袋(祝のし袋)
紙でできたご祝儀袋は贈ったあとは不要となってしまいますが、このご祝儀袋は頂いた方があとでハンカチとして使えるとてもエコなご祝儀袋です。
ハンカチとして再利用していただければ、お祝いの記念とともに贈られた方の心にいつまでも残ること間違いなしです。